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彼を好きになる100の理由。

第3章 ~プール掃除で~


~浅葱ver~

ある日私は、珍しく遅刻をしてしまった。

3年生になってから・・・いや、立海の学生になってから初めてだった。


「最悪・・・プールの掃除当番って、体育のない日に言われても・・・」


学校のプール授業がもうすぐ始まるということもあり、遅刻の罰として、風紀委員の許可が下りるまで掃除をしなくてはならなかった。

私一人だけでこんな大きなプール掃除なんて、1週間あっても終わるか分からない。

そんな時だった・・・聞き覚えのある声が聞こえたのは・・・。
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