第4章 ~入部を決断~
「いいよ。真田くんとかがマネージャーになってもいいって言ってくれるならね」
こりゃ、驚いた。
こんなにもあっさりOKしてくれるなんて、思いもしなかった。
まぁ、いずれOKしてくれると思ってたが。
「そういうと思って、話はしておるよ」
「用意周到だね・・・」
「そうか?あ、そうじゃ・・・幸村んとこに行きんしゃい。話はしておるが、念のためじゃき」
というか、幸村が浅葱のことを好き?で、それでマネージャーになってほしいからと、俺に浅葱をマネージャーにすべく、近づいたんじゃけど。
そんで、幸村と少しでもいい感じにするために、話をしろと言った。
部長の命令は絶対じゃからな。
「幸村くん?あ・・・うん、わかったよ」
「多分、テニス部の部室にいるはずじゃ」
プール掃除で大分時間を削られたが、部活はまだ終わっとらん。
幸村も部室かベンチにいるはずじゃろ。