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さくらいろのおと。

第2章 思いは揺れて、重なって。





軽くご飯を済ませてふと顔をあげて壁にかけてある時計に目を向けると丁度10時半を示していた。


今日は放送しようかと思ってたけど、お風呂入ってからにしようか…。
いや、明日の朝でもいいか。


…こんな事を思う私は女性としてどうなんだろうか。
まあ、うん。明日でいいや。


あ、そうだ。
放送は作業しながらやろう。初の作業放送だ。


なんて思いながらパソコンを立ち上げ、ニコ動にログインをして放送機材をテーブルの上に置く。
なるべくうまく音を拾えるように、だけど作業の邪魔にならない場所へ。
準備ができたらこほんと小さく咳払い。




さあ、始めよう。


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