第2章 今・・・
最近変わったな?
そう言われることが多くなった
それは、亮と別れたからやと思う
全部変えてみた
スマホも・・・バッグも・・・財布も・・・
髪型も・・・服も・・・
亮との思い出を終い込んだ
亮と別れて友達から合コンに誘われるようになった
ほぼ毎週末のように行った
他の大学の人
同じ大学の人
色んな人と・・・
それでも。亮という心のスペースを埋めることは出来んかった
気付いたら、夏休みを迎えようとしてた
バイトも行きながら合コンも変わらず行った
その場だけ楽しめたらいい
亮のことを考える時間がイヤ
考えてしまうのがイヤやった
亮のことを忘れたいそう思いながら毎日必死で生きてた
毎日ベッドに入って目を瞑る
亮の顔を思い出して、泣いてしまう
それが一番イヤな時間やったかもしれん
夏休みに入った頃
大学の友達数人とキャンプに行くことになった
女の子は、いつもの友達5人
男の子は、大学で仲良くなった男の子2人とその子の地元の友達3人
コテージに泊まってBBQしたり、川遊びしたり・・・
1泊2日のキャンプ
キャンプ当日―
朝から友達の車に乗り、待ち合わせ場所を目指した
コンビニで待ち合わせをして
コテージに向かった