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第3章 未来・・・





家に帰っても泣いた



自分でも感情が混じり過ぎてわからん



亮に気持ちを伝えてスッキリしたかったのに


好きって感情が蘇ってしまった






そんな時、忠義くんから電話・・・



ちょっと鼻声で電話に出た


『もしもし・・・』


忠義「・・・どうしたん?」


『ううん。なんもない・・・』


忠義「・・・今から会いに行ってもいい?」


『うん・・・』




電話を切った後も、涙が止まらん



数十分して忠義くんが家に来た





コンコン―



『はい・・・』


忠義「どうしたん?」


『したい・・・』


忠義「・・・別れよう。」


『え・・・?』


忠義「隣に誰がおって欲しい?」


『それは・・・』


忠義「錦戸ってやつちゃう?ほんまのこと言おうよ」


『それは・・・』


忠義「これ・・・の好きなアイス。置いとくな。じゃー・・・」



忠義くんは、帰った





あたしは、ベッドの上から動けずにいた





ふと目にとまったコンビニの袋



あたしの好きなアイスがいっぱい入ってた





でも、その瞬間



あたしの答えは、決まった








部屋を飛び出した






スマホだけを持ち




電話をかけながら走った






プルルル・・・




『ごめん・・・ごめん・・・今のあたしは・・・忠義くんと一緒におれん・・・』


忠義「・・・ありがとう」


『ごめんなさい・・・ほんま、ごめん。でも、ほんまに好きやった』


忠義「ありがとう。じゃーまたな。」


『うん・・・』







あたしは、電話を切って

走った




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