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第1章 過去…





高校3年生の時



入学してからすぐに付き合い始めた彼氏が居てた




錦戸亮





むっちゃ好きで、ずっと一緒に居てた



友達とかいらん。



一時期そう思ったこともあった





亮だけ居てたらそれでいい






毎日毎日、ずっと一緒


お互い家に泊まったり、親も公認の仲やった




『亮ー。なぁー明日、神戸行かん?』


亮「おん。、豚まん食べたいんやろ?」


『なんでわかったーん!?』


亮「この前食べてまた食べたい言うてたやん。んで、TVで昨日やってたしな。」


『そうやねーん!!いい??』


亮「ええよ。」






学校の帰り道、そんな約束を亮とした






翌日―



電車に乗り、約束通り神戸へ・・・




亮「もうすぐ卒業やな。」


『卒業式来週やで。』


亮「な。大学・・・寂しいな。」


『うん。でも、お互いやりたいことやらんと絶対後悔するし・・・』


亮「そやな。が、そう言うてくれたから俺、大学進学決めてん。ありがとう。」




高3になった時、お互い悩んでた



やりたいこともある。

でも、一緒の大学に行きたい。



でも、それは、理想で



現実は、進路の先生に別々の大学を進められた





お互い悩んでたら、亮があたしの行きたい大学に行くって言うてくれた



その場では、ありがとうって言うたけど





後々、あたしは、亮に

「やりたいことやらんと後悔するで?あたし、そんな亮。見たくない。」

そう告げた



亮もしばらく悩んで、お互い違う大学に行くことが決まった





亮は、東京の大学


あたしは、地元の大学




遠距離恋愛




それが始まろうとしてた







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