第2章 やる気スイッチ(茅ヶ崎至)
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そんな至さんは余裕でかっこよくて…照れ死にそう…
少しずつ、至さんの指の動きが早くなる。
声よりも自分から聞こえる水音の方が大きい気がする。
その後、たまたまかも知れないけど、隣の部屋からガタンッ!と大きな音が聞こえた。
「んっ!?」
「あらら?…真澄、キレてたりして♡」
イきそうになってぎゅっと目をつぶる。
それを見た至さんがまぶたにキスを落としてきた。
少し目を開けると、愛おしいものを見るような目で私を見ていて、胸がキュンとなった。
「あ、至さん…イきそう…イっちゃう…♡♡」
「いーよ、イきなよ」
びくびくと身体が震える。
その間、至さんが抱きしめてくれた。
「っあ、♡いたるさん、私、幸せ…」
「そっか…俺の事も幸せにしてよ」
そう言って慣れた手つきでゴムを付けて、私の中に至さんのが入ってきた。
決して激しくなく、ゆるゆると腰を動かされる。
的確に気持ちいい所を刺激されて、すぐ達しそうになる。
「いづみちゃん、気持ちいい?凄い、締まってるんだけど」
「ん…きもちい、♡またイっちゃ、あ、♡」
「っあー、締まる…気持ち良すぎ…」
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