第10章 モテの定義(七尾太一)
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「うおぉぉおおぉお!!!モテてぇ〜〜〜!!!」
「七尾うるせぇ」
「左京にぃ!俺っちにもそのインテリモテ、教えて欲しいッス〜〜!!!」
「鬱陶しいな…」
太一の奴、またやってやがる。
なんて天馬くんが呟く。
今日O高は特別授業だったらしく、早めに寮に帰って来た。
太一くんはと言うと、帰って来て早々左京さんにあんな感じだ。
休みだった左京さんは鬱陶しそうに太一くんを遇らうけど
見ていると正直満更でも無さそうというか…
「太一、左京さんが困ってるだろ。そのくらいにしとけ」
「天チャン!天チャンにはモテない俺っちの気持ちなんて分からないんスよ!」
「何故そうなる…」
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