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【A3!】皆の監督さん!

第5章 子供、大人(摂津万里)




「笑うとか酷い!万里くん!」

「だって自分で言ったくせに!ダセーの!」

「だっていきなり言われるなんて思わなかったもん!」

「…流石に練習したっての」


ぼそぼそと声が小さくなって、少しずつ顔が赤く色付く。
その様子が愛おしくて、頭を撫でる。
いつもなら子供扱いすんなって怒られるけど、今は怒られない。
むしろ前よりも甘えてくる様な、そんな態度。


「可愛い、万里くん」

「…いづみ、のが、可愛いし…」


顔真っ赤にして、いつもの万里くんは何処へやら。
お子ちゃま卒業はまだ先かな?



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