• テキストサイズ

【A3!】皆の監督さん!

第4章 Jealousy(碓氷真澄)




ドラマがクライマックスを迎えている頃。
皆はテレビに釘付けなんだけど、私は未だに真澄くんに見つめられてて、気まずい。

ふと、手を握られた。

びっくりして真澄くんをみた。
いきなり真澄くんの方を向いたからか、私の反応に真澄くんも驚いていたけど、その後ふっと笑みが零れた。


「…やっと、コッチ向いてくれた」


カッコイイな、って思った。
ドキドキと心臓が鳴る。

真澄くんの好き好き攻撃はたまに少し滅入る事があるけど、やっぱり私も真澄くんの事、好きだ。



ドラマが終わってみんなが解散する。
皆が飲んだ後の湯飲み、マグカップを洗う。

チラっとソファーの方を見ると、真澄くんと目が合った。

声は発さず、口だけを動かして去って行った。
私の部屋に行ったのかな?
早く洗い物を終えて、彼の待ってる部屋に行こう。



『あとでね』


end
/ 116ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp