第4章 Jealousy(碓氷真澄)
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「あ、監督先生!このドラマ面白いっすよ!」
「カントクちゃーん!一緒に見よーよ!」
「監督はゆっくりしな、みんな、お茶出すか?」
「………」
「フルーチェさん、ドラマ無言で見てるし!」
「左京にぃ目がガチっす!!!」
「おみみ~!お茶…えー、おみみ入れて5つ欲しい!」
「分かった!任せろ!」
「じゃあ、お言葉に甘えて観ようかな」
夜はよくチャンネル争いになるんだけど
このドラマは皆に人気みたいで、皆テレビの前で座ってみてる。
一成くんと太一くん、臣くんなら分かるけど
左京さんもちゃっかりいて、ちょっと面白い。
私が少し変な顔をしたらしく、左京さんが突っかかってくる。
「おい、俺の顔みて笑ったろ」
「笑ってないですよ!?」
5人でワイワイしながらテレビを見ていたら
春組がお風呂から上がってきた。
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