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【A3!】皆の監督さん!

第15章 曇りなきビビリ(皇天馬)




私の部屋にきた天馬くんは
いつも以上にソワソワしている。

ある意味新鮮かもしれない……

そう思ったら、ふっと笑いがこみ上げてきて口角が上がる。
それを見た天馬くんはすかさず私を怒る。


「何笑ってるんだ!人の気も知らないで!」

「ふふ、なんだか見慣れない天馬くんがいて、可愛いからつい…」

「……男に可愛いは、無いだろ」


そう言ってしゅん、としてしまった。
さすがに悪い事をしたな。

天馬くん、と言って近くに寄ると、途端目の前に天馬くんが現れて。


「ふん、今の監督の方が可愛い顔してるじゃないか」


何事もなかったかのようにキスをされた。
ぶわっと顔に熱が上がるのが分かる。
多分、今私の顔は最高に赤いに違いない。

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