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とろけるチョコレート【気象系BL】
第10章 When a cherry tree blooms.
いつの間にか、杏樹にも上書きされ
てた和也の笑顔…。
さっき眠れた感覚の中を目覚ましの
音で目が覚める。
『マイク。 おはよう。』
『おはよう。 潤? 大丈夫か?
凄く顔色良くないみたいだけど。』
職場に入ると、マイクが心配して
駆け寄ってくる。
『大丈夫だよ。 最近ちょっと寝不足
ぎみなだけだから。』
『無理しないでくれな。
つらかったらすぐ休んでいいから。』
そう言ってマイクは肩を抱き寄せて
くる。
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