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真選組三番隊隊長斉藤終と女中のラブストーリー

第15章 言えない口





【食堂室】



みわ
「お粥取りにきました。」





おばちゃん
「準備できてるよ。そこにあるから持ってって。」






みわ
「はい。」






食事のカートを受け取り稽古場へ向かう





(女中なんて居なくたって今まで回っていたわけだし…)





稽古場へ着くと、


だいぶ体調が良くなったのか


隊士さん達は上半身を起こして楽しそうに談笑している。





(よかった…)





みわ
「皆さん…お粥とお味噌汁をお持ちしました。」





隊士
「おっ!ありがとな!!」


隊士
「ちょうど腹減ってきたとこだから助かった。」





私は盛り付けては1人1人に手渡ししていく。





河村
「あー、腹減った…」





みわ
「お腹が減るのは元気になった証拠ですよ、良かったですね。」





河村さんは私からお粥と味噌汁を受け取る





河村
「ん??佐藤さん…その腕の痣…」






手渡しした時に見えたのか河村さんに突っ込まれてしまう






みわ
「これですか…?あー、これは…気にしないで下さい。

じゃあ次の方の所に行かないといけないんで…」






河村
「ありがとな…」






私は河村さんの元から急いで去った。






河村
「……」





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