第8章 審議を傍聴する人の心理
沖田さんがデタラメな乳発言をしたせいで、
傍聴していた隊士さん達が反応して騒ついている。
(違うのに!は、恥ずかしい///)
局長
「佐藤、今の話は真実か!!?」
近藤さんは興奮しながら私に問う
周りを見ると皆…固唾を飲んで私の返答を待っている。
だから私は
みわ
「沖田さんの言っている事は全て嘘です!
間違っていると指摘した山崎さんの口封じをしたのが
何よりの証拠だと私は思います……」
ハッキリとではないし…
声も小さかったけど…
頑張って主張してみた。
沖田
「(`・ω・´)」
沖田さんはそんな私を睨みつける
局長
「総悟!お前、嘘ついたのか!!?」
沖田
「終兄さんが喋れない事を良いことに…佐藤が勝手なこと言いたい放題言いそうだったんで…つい。」
局長
「はぁ……」
土方
「仕方ねぇ…そこんとこは山崎が起きるのを待つとして…
拷問が適切な方法で行われたか確かめるか…」
(拷問の方法??確かめるってどうやって??)
土方
「拷問の書記をしたのは誰だ?」
河村
「俺です!!」
瀬戸さんの部下の河村さんが手を挙げた。
土方
「読み上げろ。」
河村
「はい!」
河村さんは座ったまま手に持っていた
ノートを広げると拷問の様子を読み上げ始める。