第53章 アンタが欲しい!PART2
★終ストーリー★
斉藤
「あのさ……」
ななみ
「はい、なんですか?」
(声はかけてみたけど…どう甘えれば……)
斉藤
「……ななみさん……」
ななみさんの近くに寄る
けど…
なかなか言葉が出てこない。
ななみ
「は、はい(#°-°#)」
目と目を合わせていると…
家で俺の帰りを待っているみわの事を思い出した。
(……きっと俺の帰り待ってるんだろうなぁ……)
みわに似ている
ななみさんの顔を思わず両手で包んでしまった…
ななみ
「(##・口・##)」
坂田
「ちょっ…お、おい!!」
妙
「ちょっと!!うちは女の子へのお触りは…」
自分の咄嗟の行動に驚き、
ななみさんの顔から手を話そうとした瞬間…
ななみさんが座っている席の真後ろで
酔っ払いの男が暴れだした。
手には酒が入ったグラス…
酔っ払いの男
「あーーーもーー!どうにでもなれってんだよっ!!!」
斉藤
「!!!」
坂田
「!!」
妙
「ななみちゃん!!」
ななみ
「?」