第51章 終、初めての子守りの巻
斉藤
「( ;口Д口)〻」
俺の背後にいたのはゴツい鬼のような奴だった。
(間違いない…この人が屁怒絽さんだ。
名前からしてそんな感じだし….)
斉藤
「こんにちは…回覧板を回しにきました…」
屁怒絽
「あーー斉藤さんですか?!
いつも奥様がいらっしゃっているので気付きませんでした……
あっ…もしかしてその赤ん坊は…とうとう産まれたんですね」
斉藤
「はい…先日…」
屁怒絽
「おめでたいですねぇ〜…
…そうだ斉藤さんちょっと待ってて下さい、
今、お祝いを持ってきますから……」
斉藤
「……お、お構いなく……」
(い、いっちゃった……)
屁怒絽さんが店の奥へと姿を消してしまった