第47章 私は沖田さんで沖田さんが私!?パニック!
屯所に着くと…
土方
「総悟!てめぇ!今までどこほっつき歩いてたんだ!!」
(土方さんだ!久しぶりに見た!!)
みわ
「すみません。」
頭を下げて謝る
(真摯に謝ればきっと許してくれるはず!)
土方
「(・口・)」
隊士etc…
「(・口・)」
謝ったのにみんな何も言ってくれない…
みわ
「女性が男に襲われているところを助けたり
大木に登ってしまった仔猫を救出していたら遅くなりまして…」
土方
「(`・□・´;)」
隊士etc
「(;゚Д゚)」
みわ
「あの?」
土方
「おい!誰か!!医者を呼べっ!!医者だ!医者!」
隊士
「は、はい!!」
なんだか騒がしくなってきた。
(早く家に戻りたい!)
そんな事を考えながらアタフタしていると、
終さんが門に向かって歩いてきた。
(終さんだ!!)
土方
「いま帰りか終。」
斉藤
ノート→「はい」
(あれ?終さん仕事の時はノートで会話してるんだ…)
土方
「確か佐藤の出産予定日もうすぐだったよな?
産気づいたら休んで良いからな。」
終さんは頷く
(土方さん……ありがとうございます……(涙))
感動していると隊士さん達に脇を抱えられ
屯所内に連れて行かれそうになる。
(も、戻りたい!!一緒に帰りたい!!!)
沖田
「助けてッ!!終さん!!」
斉藤
「!?」
(あ……)
寂しさのあまり声をかけてしまった。
土方
「総悟お前……」
沖田
「わたし、家に帰ります!!」
私は隊士さん達を振り払い走り出した
勿論行き先は…私の家…
みわ
「待っててね!!わたし!待っててね!赤ちゃん!!」
無我夢中で走り出す。