第38章 初対面
斉藤
「菜種…煩い」
この女性の名前は菜種さんと言うらしい…
(菜種さん、終さんが話したところ見た事ないみたい……)
私は少し嬉しくなった…本当に私は終さんの特別なんだって…
終
「アンタも黙ってないで挨拶しないといけないよ」
惚けていたら終さんに怒られてしまった。
みわ
「す、すみません…」
私は菜種さんのそばに行く。
みわ
「ご挨拶遅くなってしまって……佐藤みわです。
よろしくお願いします…」
頭を下げた
菜種
「……」
(ん?あれ??)
菜種さんは私の挨拶を華麗にスルーをした。
(無視…かな?……でもきっと終さんがさっき私に注意してくれたみたいに……)
斉藤
「いくよ」
斉藤さんは菜種さんに注意することなく私の腕をひっぱり歩き出す。
(複雑な気分……)