第34章 しんしんと雪が降る夜は…
みわ
「私は…終さんのものだから……」
斉藤
「(#・口・#)」
みわ
「好きにして構いませんよ……」
斉藤
「ッ……」
私は全身の力を抜き終さんに身を委ねる
斉藤
「みわ…」
終さんは私を仰向けにすると
長襦袢を胸の辺りから脱がしていく…
みわ
「ッ……」
肌に触れられるだけでこみあげてくる感覚でおかしくなりそう…
(わたし…なんか……大切なこと忘れているような気が……)
優しく脱がしてくれ…
ついに終さんが私の下の部分の長襦袢に触れたとき
みわ
「!!……………だ、だめ!!」
やっと思い出した!!
手術痕が見られちゃう!
斉藤
「?」