第5章 罪はないけど罰
瀬戸
「さてと…」
"コツ…コツ…コツ…"
ゆっくり私に近づく瀬戸さん
私の髪に触れる
瀬戸
「長くて…柔らかさも丁度良い…これなら申し分ないな…」
みわ
「((((;゚Д゚)))))))」ガタガタガタガタ
さっきまでの陽気な声とは打って変わり、
とても低い声で話す。
瀬戸
「吉田!時間確認!!」
隊士1
「はい!16:12分です!!」
瀬戸
「河村書記始めてくれ!」
隊士3
「はい!」
瀬戸
「高橋!俺の補佐役!」
隊士2
「はい!!」
瀬戸さんの指揮でキビキビ動きだす隊士さんたち。
みわ
「((((;゚Д゚)))))))」ガクガクガクガク
瀬戸
「佐藤みわ…怪しい奴だから自白するまで拷問する!!」
みわ
「え!?」
瀬戸
「お前は凄く怪しいから拷問されるんだよ!!」
そう言うと瀬戸さんは中腰になり私の長い髪を鷲掴みにした。
みわ
「ッ!?」
そして勢いよく自分の顔に私の顔を近づける。
瀬戸
「もっと違うかたちで出逢ってたなら…」
みわ
「ッ………」
瀬戸
「気が狂うほど気持ちが良い拷問してやったのにな!!馬鹿!!」
隊士1
( #・Д・)〻
隊士2
( #・Д・)〻
隊士3
_φ( #`・Д・)〈今の所、書記しますか!!?
瀬戸
「生々しく書いとけ!!」
隊士3
_φ( #`・Д・)〈承知!!
瀬戸
「あ…」
みわ
「?」
"バシャン!!"
みわ
「!!!」
突然水の張ったバケツに顔を突っ込まれた。
不意を突かれたから全く肺に酸素がない!
おまけにパニックになってしまい口や鼻から水が大量に入ってくる…
(し!死ぬ!!!)