第26章 入院生活
医師
「気分はどうですか?」
みわ
「はい…なんとか大丈夫です…
医師
「それは良かったよ。傷は浅くはなかったからね。
このまま順調に回復すれば3週間後には退院できるよ。」
(人は斬られても3週間で回復できちゃうんだ!凄いなぁ〜)
それからお腹の傷の具合など診てもらい、
医師と看護師は病室を出て行った。
(でも3週間って凄く早いよね……)
私は枕元の日めくりカレンダーを見る
10月25日……
(え!??ちょっと待って!!!
私…斬られた日は……
20日だった気がする!!!5日も寝てたの!!?
ドラマの続きは!??)
みわ
「私の馬鹿……なんで悠長に寝てたの!!」
私は布団をギュッと握り締めながら涙を流す…
(智子は芳吉と結ばれたの!?結ばれなかったの!!?
気になって安静になんて寝てられないよ……)
みわ
「グスッ…グスッ……」
悲しくて涙が出てくる
「ねぇ…トモくん…隣から泣いてる声聞こえない?」
「キモチワリィーな!啜り泣きとかマジ悪夢見そう!」
(!(´⊙ω⊙`)!)
「そんなことよりカオリ…続き…しようぜ…ヒソヒソ」
「もう…トモキュンたらっ!エッチ!!」
隣のベッドから際どい会話が聞こえてくる
(どっちが気持ち悪いのよ!!まったく!!)
「こんなとこで発情できるなんて凄いよねィ!!」
みわ
「あっ!!」
沖田さんがわざわざ隣の人のカーテンも全開に開きながら
私の所へやってきた。
「キャッー!!!」
「おい!何しやがる!!!」