第1章 仲直り【青山 樹】
『そうだね。お願いしていい?』
夏「いいよ、どうせすぐそこだし」
夏目君に送ってもらって私は一足早く家に帰った
案の定青山さんはいなかったけどこれもいつもの事。
今日はレストランって言ってたな
じゃあ私一人分でいいよね
そういって昨日作り置きしておいたハンバーグを冷凍庫からだして少し寂しい夕食を食べた
『そろそろ寝ようかな』
夕食後すぐにお風呂にも入ってしばらく本を読んでいたら12時なってしまった
まだ青山さん帰ってこないのかな?
するとガチャと扉の開く音がして青山さんが帰ってきた
『…おかえりなさい。今日は遅かったね』
青「あぁ、ただいま。あの後レストランに行ったんだがなかなか話してくれなくてな、遅くなった」
『そう、じゃあ私もう寝るね…お風呂入ってるから」
そういって私は寝室に向おうとすると突然青山さんが後ろから抱きしめてきた
青「柚凪なんでそんな冷たいんだ」
『別に冷たくなんかないよ、眠たいからじゃない』
嘘 嫉妬してるから