第9章 自分の気持ち
『っはぁ……はぁ……』
「はぁ……っ、大丈夫か?」
お腹に出した欲をティッシュで拭ってくれる薬研
そして私の事を気遣ってくれる
『うんっ……大丈夫……』
そして、薬研は私を優しく抱きしめてくれる
「名前……愛してる…」
『ん……私も、薬研のこと、愛してるよ……?』
その言葉と共に優しく唇に何度もキスを落とされる
「……一生、幸せにしてやる…だから、これからも俺と一緒に居てくれ…」
『ふふ……もちろん…、私も薬研のこと幸せにしたい…だからこれからもよろしくね……?』
「あぁ、もちろんだ…」
そして再びキスを落とされる
その後、泣きつかれたこともあり、いつの間にか夢の中へと落ちてしまった
そんな眠った名前を撫でながら眺める薬研
「名前……もう離さねぇから…」
薬研の言葉は空気に消え、そのまま薬研も眠りについた