第3章 お兄ちゃん!1【菅原孝支】
暑い体育館の中。
みんなは練習に励む。
体育館に響くボールの跳ねる音。
「.....あっつ.......。」
そして、シャツをパタパタするわたし。
少しでも涼しくしないと熱中症になっちゃう.....。
すると。
大地「ハハッ。確かに暑いもんな。」
隣には大地さん。
「! はい.....水遊びしたいくらいですよ...。」
ビックリしたが、ちょっとふざけて言ってみる。
どうせ、ダメって言われるし...。
でも、返ってきたのは意外な返事だった。
大地「確かにな。みんなも集中力が切れてきたんだよな.....。じゃあ、たまには遊んでみるか?」
んっ?
今、なんて?
「えっ?」
大地「コーチには俺が話つけておくから!」
なんと、みんなで水遊びすることに?!