第3章 お兄ちゃん!1【菅原孝支】
「ふわあああ.....。」
朝、だるい体を起こしてリビングへと向かう。
今の時期、夏休みだから学校はないけど、部活はある。だからこんな早い時間に......。トホホ...。
お兄ちゃんが男子バレー部で、私はマネージャーをしている。
(ガチャ
「はよ~....。」
スガ「ん、おはよ。」
パジャマのまま私はソファーに飛び込む。
......このまま寝てしまいたい。
スガ「おい。さっさと飯食え~!遅刻する!」
お兄ちゃんに注意される。
うるさいなあ.....。
「....はあーい....。」
テーブルに向かい、兄が準備してくれたであろう朝食を食べようとする。
兄は、ソファーに座ったまま朝のZ○Pを見ている。
喉乾いた。
お茶あー....。
お茶に手を伸ばした時。
寝惚けていたのか、コップを倒してしまった。
「あっ。」
(ビジャッ
ああー。やらかした。
スガ「........あー。お前やらかしたなー?」
兄がこっちに気付き、苦笑いする。
パジャマに、もろかぶってしまった...。
ビジョビジョだ.....。
スガ「もー...。ほら、こっちかた付けといてやるから。な?だから、もう着替えておいで?」
「はーい...。」
そして私は自分の部屋へと向かったのだった。