第7章 恋に落ちる速度とその証明【及川徹】
「!!」
目を見開いている及川
「最後まで聞いて...」
そう言うと、2人で向かい合う様にして立つ
「私は、及川のことを知らないし、仲も良くない」
「....」
「はっきり言って、違う世界の人間だ」
「....そっか....」
及川は失恋を悟ったような顔をして力なく笑った
「でも!それはこれから変えられるし、無理してでも変える...!」
「えっ?」
私の以外な言葉に驚く及川
「だ、だから....」
息を吸い込む。
心臓が爆発しそう
でも、及川だって勇気を出して私に告ってくれた......
「...よろしくお願いします....////」
驚く及川。でも、やがて笑顔になって..
「勿論....」
そう言って徹は私を強く強く抱きしめた
証明.
恋に落ちる速度とは__
恋に落ちる速度は人によって個人差がある
しかし、このような結果からして___
結果:好きになることである。
Q.E.D.
end.