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恋にまみれて【HQ多ごちゃ混ぜ.短編集】

第17章 路地裏イチャイチャin宮侑and治【企画作品】





侑「なんや、色気ない声やなぁ....」


そう言って侑は自分の唇を私の唇に押し付けた
いきなりのことで頭が追い付かず目を見開く

口の中に侑の舌が入り込み、ねっとりと犯される。首を動かそうとしたら、侑の左手で顔をガッチリ固定されてしまった


「_ッ!.....ん.....んッ__.....」


初めてのことで上手く息を吸えず、頭がぼんやりしてくる


侑「__ん.....は.......__ふふ...ごちそーさん」

「ん....はっ....はぁ...._はぁ......」


やっと口を離してくれたので、私は思いきり息を吸う。侑の方を見ると満足したような顔で笑っている


治「....なんやお前...見せつける様にして...」

侑「いーやん。気持ちよかったで~?」

キレ気味の治が侑の方を睨みながら言う
侑はニヤニヤしながら満更でも無さそうだった


やっと息が整った私はさっきの意味を聞いた



「いきなり何やねん....それに、さっき言ったのって.......」


働かない頭で必死に考えながら私は口を動かした


侑「そんまんまの意味やで?」

治「言うとくけど、俺もやかんな」


すると今度は治が顔を近づけて口を当てた


「んッ!.....ん....」

抵抗出来ずに舌が入ってくる
私はそれに驚いてしまい"ビクッ"と体を震わせた


すると、それに気づいた治は口を離して"おっと、ごめんな"と謝ってくれた


私は息を乱しながら二人を見つめる


「はぁ.....はぁ......えと...その....」


私は言葉がまとまらなくて、目をそらす

すると、二人は耳元に顔を近づけ同時にこう言った



侑、治「「どっちが好きなんか、はっきり言うて?」」


私は耳が弱いのか、背中がゾクゾクする
でも、その質問の答えは一つしかなかった



「う....ぁ__わ、私には...どっちが良いかなんて選べへん...だ、だから...許して....」


思わず涙が溢れた

怖い、というのもあったが、嬉しい感情もあったのは確かだ



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