第16章 貴方に届ける応援歌【及川徹】
及川「君たちさ、俺がこういうの嫌いだって知ってるよね」
女子1「あ...あぁ....及川さん....」
及川は冷たい声で女子たちに問いかける
及川「これ以上関わらないでね」
女子1、2「「ひッ....」」
そして、女子達はその場を離れた
残された私たちは黙っている
てか、あんなとこ見られたのかよ...恥ずかしい
あー、どうしよう
そんなことを考えていると、及川が私の頬を"むにっ"と摘まむ
「ぎゃっ!」
及川「ちょっと、女子力ないなぁ」
「ごふぇんなさいね!女子ふぉく無くて!」
及川「ふ"ふッ!」
「ふぃねーーー!!」
及川に笑われて怒っていると、及川が心底嬉しそうに微笑んで"ありがと...."と言った
私は"?....いーよ?"とよく分からないが答えた
すると、
及川「ねぇ、付き合って」
「え....?」
"何に?"と聞き返そうとしたとき、及川がこう言った
及川「やっぱ、俺、夢香のこと好き...だから付き合って?」
「____えっと......」
言い逃れできなくなってしまい、私は戸惑いながら目を泳がせる
____貴女なら、なんて答える?
end.