第37章 戦国狂想曲1幕(信長VS謙信/共通)
謙信様が去ってからも、私はなかなかその場を動けずにいた。
今度は私が、きちんと伝えなきゃいけないんだ。
私が好きなのは…貴方なんだってー。
するとそこへ、ふらりと佐助くんが現れた。
「あ、佐助くん」
「二人と、話は出来た?」
「うん。ありがとう佐助くん」
「迦羅さん、もう気持ちは決まっているんだろう?」
「…うん。最初から、決まってた」
「どっちにしても、俺は迦羅さんを応援するよ」
「ありがとう」
意を決して立ち上がる。
「私だって大好きだよ…」
私がこの抑えきれない気持ちを伝えたいのはー
続