第2章 短編 節分の日(※書き出し)
ロックが今日の献立で節分の日と知るがそもそも知らないので3人に聞く
イチゴは知ってるから説明する
そこに鬼姿のヤマトが来てびっくりする
星太郎もきて以前新年大会のお年玉で節分の日を目一杯楽しみたいと要求して以来、節分の日には料理も節分の日に合わせた献立で、看守はみんな鬼役で囚人はその日だけは看守に煎り豆を投げていいことになっていると説明する
「「「どんだけ節分の日が好きな囚人だよ…」」」
星太郎とヤマトから豆をもらう13房ズ
「鬼にぶつける豆を鬼から貰うとは…ジャパニーズイベントはクレイジーだな…」
「いや、これは普通におかしいから。普通鬼から豆はもらわないから」
ノリノリで星太郎とヤマトに豆をぶつける3人にイチゴが訂正する
あと…豆を避ける鬼も…
ヤマトは投げられた豆をことごとく全て避けていた
ヤマト曰くこれも鍛錬なのであります!はっはっは!だとか
見ててむさ苦しくていらつくのは彼の天性の才能だろうか
「鬼に向けて豆をぶつける時は、“おにはーそと!”って言いながらぶつけるんだ
鬼は厄災を体現させていて、そうすると自分に降りかかる災いを遠ざけられるって言われてるの」
「へー鬼と豆にそんな意味があったとは、ジャパニーズイベントって割りと奥が深いんだなー!」
「まあ日本のイベントってだいたい災いを退(しりぞ)けたり、自分に福が回ってくるようにするおまじないや験担ぎが多いからね」
福と言えば、節分の豆まきには厄災を退けるだけじゃなくて福が来るようにおまじないも一緒に出来るんだ
と“ふくはうち”を教える
みんなで福は内をやってもりあがる
そこに苛ついたハジメがやってくる
なんでも房の前を通るだけで囚人に鬼は外と豆をぶつけられるので毎年怒りが湧くらしい
「まあなんでか知らんがここにくるまでの道のりの後半はぶつけられなかったけどな」
「それハジメが怖いからじゃ…?」
「ハジメちゃんこわーい!おにはそとー!」
「って!お前らもかコラァ!!」
「「キャー!!」」