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1315、お前は誰だ(裏夢有り)

第1章 知らない世界と俺と周りと



混乱した11番が俺に掴みかかってくる、が
今はそれに怒ってる余裕もなさそうだ
部屋の隅にいる15番の目は虚ろで、身体を震わせ何かをうわ言のように呟いている状態だ
11番を払い除け、15番の前でしゃがんだ
「おい」
「・・・ヒッ・・・!!」
「おい、15番、俺がわかるか」
「・・・ぃ、ッ・・・!」
「は?」
「わか、なっ・・・!おれ・・・カヒュ、ぉれが・・・ヒュ・・・わ、かん・・・、なァ・・・!!」
「自分がわかんねーだと?とぼけんな、もう一度言う
お前は誰だ」
「ほ、とに・・・!ッァ、わ・・・な・・・ひゅ」

そう問答を繰り返してると11番につかまれ15番から離される
「おいハジメ!ジューゴをいじめんじゃねえよ!」
「いじめてねーよ」
以前15番が暴走した時に重症にして止めたことがある俺は11番に警戒されてる
ああくそ、どいつもこいつも混乱して面倒くせえ
そこに69番と25番が15番に近づいて話しかける
「ジューゴ!息できてるか?ーーー」
「ジューゴくん!僕たちがわかる?ーーー」
「ジューゴ!ーーー」

まだ整理仕切らない頭でこれはマジでやばいやつだと警報が鳴り響く
周りのもんが全部遠くで繰り広げられてるような、感覚
目の前のこいつだけがはっきり見えて聞こえる
それは完全に異常な状態のなか、息も絶え絶えながらに呟いたちっせえ声だけを上げた
「ァ・・・ぉれ、は・・・なに・・・ッ・・・?」
俺は、何?とさっきから繰り返し耳に届く
見たまんまは俺が知ってる15番だ
だが、何かが違った

こいつは だれだ

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