• テキストサイズ

ドキドキ♂♀

第4章 ケータイ











図書室。放送室。資料室。隣のクラス。



心当たりのあるところは全部探した。





ないんですけどぉーーー!



ゆうちゃんちゃんとあたしのケータイに電話かけてんの!?




もう疲れた…。




あたしは気分転換に外に出てみることにした。






辺りは少し薄暗かった。






学校の花壇のチューリップ…。



こんなに綺麗だったけ!?笑





あたしは赤、黄色のチューリップが並ぶ花壇を見ながら歩いた。




こんなの誰が水やってるんだろー…。






そんなことを考えていたら…





ウ゛ーウ゛ーウ゛ー





…ん?

どっかでケータイのバイブ音鳴ってない!?




あたしのケータイこの辺にあったりしてーー!




あたしは花壇の近くを夢中で探した。




どこ!?
どこでこの音は鳴ってるのー!





辺りを見回すと、花壇の隅に黒と銀のケータイが立て掛けてあった。
/ 61ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp