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ドキドキ♂♀
第3章 隣の席
「ハイッ!」
りゅうは書いていたメモをあたしに、こっそり渡した。
りゅうのメアドが書いてあった。
「りゅうのメアド?」
「おぅ、なんかあったらメールして!」
「うん、ありがとー…」
まだ話の途中だったが、
「ほら、そこ静かにしなさい。」
地理の先生にまた注意される。
りゅうはこっちを見て、ニッと笑った。
あたしもつられて笑ってしまった。
おかしいな。
りゅうといると、自然に笑顔になってる気がする。
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