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【刀剣乱舞】ふたつの本丸

第13章 女装デート


ん〜、これにはこれかなぁ〜。
あっ、でも加州にはこっちの濃い色の方が〜。
などとうんうん唸っている七葉を、加州は遠目で眺めている。
自分の事だけを考え自分服を選んでいる姿は、なんとも愛おしい。
それこそ、このままこっちの世界から帰れなくなっても良いとさえ思えるくらいだ。

加州「まぁ、実際そうゆう訳にもいかないけど、、」

加州が独り言を言ったところで、手招きしこている七葉の姿が視界に入る。

「どうかなぁ?一応、試着してみて。」

そう言って七葉は選んだものの入ったカゴを加州に渡す。

加州「え~、いいよ?主が気に入ったならそれで。」

初めから、主が選んだ物を断るつもりがなかった加州が特に気にせず承諾すると逆に七葉からダメだしされた。

「ダメ。服は生地や作りによって同じサイズでも微妙に違うし、見た感じと着た感じじゃ全然違うんだからTシャツ以外は試着して!」

加州「はいはい。」

加州は力説する七葉に連れられフィッティングルームにやって来た。

店員「ご試着枚数は5点でよろしいですか?」

「はい。」

店員「では、こちらをお使いください。」

カウンターを通り抜け、案内されたボックスのカーテンを開けてあげると不意に加州が振り向いた。

加州「主も一緒に入る?」

「入らないよ、、着替えたら見せて。」

何をバカな事を、と思いながら少し待つとカーテンが開いて加州が出てきた。

加州「どう?似合う?」

「うん、カッコイイ。」

自分で選んでおいて何だが、なるべく加州の普段の服を参考にまとめたおかげか、Yシャツやベストやジャケット、細身のパンツに濃い色のジーンズなど、どれも加州のイメージ似合っていた。

加州「やっぱり?俺も気に入った!」

さすが主、俺って愛されてるのかなぁ~。などと嬉しそうにしている加州と話していると、店員さんがやって来た。

店員「いかがでしたか?、、?」

店員さんは不思議そうな顔をする。
それはそうだ。
だって、試着室に入って行ったのはキレイ系の美人女性だったのに、中にいるのはどう見ても男性。
そう言えば、無意識に試着枚数を数えているのを見ていたから気にしてなかったが、持って来た商品もすべて男物だった。
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