第2章 初期刀
突然の発言にとりあえず突っ込みを入れる。
今日から主!なんて漫画の1話か!?
すると加州はまるでわがままを言う子供に言い聞かすような口調で
加州「まったまたぁ~、とうらぶやってたなら本丸の主の役目だってわかるでしょ?」
と言ってきた。
「うん、わかる。わかる、、けどもアレはゲームで、、と言うか現実私に審神者の力なんてないし、、もっといえばそもそも私いたの2016年だし、、」
七葉は困惑してぶつぶつ呟いていると、不意に加州が真剣な表情をして覗き込んできた。
加州「もしかして、審神者になるの嫌だったりする?」
不安そうな表情に心が締めつけられる。
「う~うん、とうらぶ好きだし皆と過ごせるなら審神者になってもいいよ。」
素直な気持ちを告げると加州の表情が途端に明るくなる。
「ただ、、」
加州「ただ?」
「私、ただの一般人だよ?物の心を具現化とかそうゆうの、、それにとうらぶは好きだけど現実も大切だから皆が好きでもすぐに一生この本丸で暮らす決意とかも、、」
そこまで告げて口ごもる。
だって本当の事だ。いくらかとうらぶが好きでも突然の神隠しに現実世界で行方不明者扱いで家族に探されいつの間にか葬儀まで、、なんて嫌過ぎる。
しかも、こっちはこっちで呼び出しておいて間違えました、審神者の能力が無いなら不要です。
なんて本丸から捨てられたりしたら目も当てられない。
そんな事を考えて泣きそうになっていると、加州の明るい声が聞こえた。
加州「あぁ!な~んだ!そんなこと♭」
「そんなこと!って、すっごく重要な事だよ!」
くいぎみに怒ると、ごめんごめんと加州に頭を撫でられる。
加州「それなら大丈夫だよ。刀は資材を預ければ鍛治屋さんが打ってくれるし刀を人にする方法は七葉がキスしてくれればいいだけだから☆」
「へ?」
加州の言葉に拍子抜けする。
てっきり神社仏閣での修行で神通力を、、とか色々もっと凄く大変な事があるのかと、、
加州「ほら、よく童話とかであるでしょ?お姫様のキスで呪いが解けて王子の姿にっ!ってあれだねぇ~」
「あぁ~、美女と野獣とかカエルの王子様みたいな!って私姫でもないけど?」
加州「細かい事はいいんじゃない?審神者のキスで目覚める刀剣男士!うん、問題ないね。」
無いのか?刀にキス、、うん、、結構シュール(笑)