第9章 薬の効果?
乱「何それ~!?」
加州「いいから行くよ!」
乱「えぇ~、ボクも五虎退と主さんを見舞ってたい~。」
加州「お前がいると、主がちゃんと休めないでしょ!それじゃ主、ちょっと行ってくるね。」
そうゆうと、加州は乱の腕を掴み引きずりながら部屋の外へと出ていった。
「行っちゃったね。」
どとうのように去っていった2人を見送って
残された五虎退に話しかける。
五虎退「、、あっ、はい。」
それっ切り無言になってしまった五虎退に、違和感を感じ七葉は優しく問いかける。
「どうしたの?どこか痛い?それとも何か嫌な事があったの?」
その声に五虎退はゆっくりと話し始める。
五虎退「ぼくが、、、いけないんです。」
「へ?」
五虎退「ぼくが、、あの時、もう、、1振りって、、言ったから、、兄弟に会いたいって、、思って、、だから、、」
あぁ、そうか。
この子は、責任を感じてしまっていたんだ。
薬研といい五虎退といい家は皆優し子達だなぁ。
七葉は、胸がいっぱいになりながらハッキリと五虎退に断言する。
「それは違うよ!五虎ちゃんが教えてくれなかったら、今ここに薬研はいないんだよ?そうしたら、もし顕現が関係なくあの時同じように動けなくなったとしても、薬学の知識なんて無いから薬を調合できる人もいなくてきっと今より困ってた。だから五虎ちゃんは寧ろお手柄なんだよ!」
そう言って、今にも泣き出しそうな五虎退の手を握る。
「だからね、薬研に引き合わせてくれてありがとう。」
笑ってお礼を言うと、五虎退に抱きつかれて泣かれてしまった。
五虎退「あるじ様、、ぼく、、グズ」
「はい、はい。五虎ちゃんはいい子だよ~。ほらだから、泣かないで~。」
しがみついた五虎退の頭を撫でてあやしていると、水を持った薬研が部屋に入ってきた。
薬研「大将、水渡すの忘れて、、って、五虎退ッ!どうしたッ!?」
薬研はうぅ~と、泣きながら撫でられている五虎退に目をみはる。
「五虎ちゃんも、私に顕現頼んで無理させたって気にしちゃたんだよ。」
薬研「あぁ」
薬研は全て察したのか、五虎退に声をかける。
薬研「五虎退、過ぎたことを気にしても仕方ない。大将は許してくれたんだろ?」
五虎退「、、、はい。」
薬研「なら今は、泣くよりも大将の為に何ができるかを考えねぇとな。」