第36章 未定か
無理に時空を移動させたせいで、怪我や記憶傷害、或いは最悪折れたりと考えるとゾッとした。
乱「主さん、怒ってないの?」
乱はおずおずと顔を上げ、七葉を見つめる。
「怒るも何も、、、行くって決めたのは私だし。寧ろ私の方こそごめんね、危険なめにあわせて。」
七葉が2人に謝ると、加州も続く。
加州「それなら俺だって、もっとちゃんと止めてたら良かった。ごめん。」
このしょんぼりした空気をどうにかしないとと、思い七葉は明るい声を作る。
「でも、扉が出陣や遠征の用にカウントされる何てみんな知らなかったんだから、誰も悪くないよ。ね、もうこの話は止めよう。そして教訓に、今度はちゃんと説明書読む!取説大事!これで良し!」
そう言って2人に手を伸ばし頭を撫でると、乱が反射的に七葉に飛びついだ。
乱「うわぁ〜ん、主さん〜!ボク、主さんがこのまま起きなかったらって心配で!起きても今度は嫌われちゃうんじゃないかって心配で!!」
加州「あっ、ちょっと乱ッ!」
慌てる加州を横目に、七葉は泣きながら抱き付いている乱の髪ををあやすように撫でる。
「ほら、大丈夫大丈夫。何とも無いからね~♭」
乱「うん。」
「心配してくれた良い子で可愛い乱ちゃんの事、誰も嫌いになったりしないから、大好きだからね。」
乱「うん。主さん、、、」
「ん?」
呼ばれて抱き締めていた体を離し乱の顔を見ると、その顔が左にずれ頬に乱の唇が触れる。
乱「チュッ♪」
「へ?」
乾いたリップオンと頬に受けた感触に思わず目を見張ると、乱がにっこりと微笑んだ。
乱「慰めてくれたお礼☆ボクも主さんの事、大好きだから♪」
「なッ!」
何と言って良いか、まさかの行動に言葉が出せずにいると乱が笑って言う。
乱「ふふ。主さん、顔真っ赤♪」
「もう!乱ちゃん!」
恥ずかしさに思わず怒った用に言ったところで、加州が乱の後ろから襟を掴み引き剥がす。
加州「調子にのんなッ!」
乱「え~!だって嬉しくて☆」
悪怯れる様子の無い乱に、加州は呆れながら言う。
加州「あ~ハイハイ。主も!いつまでも乱を構ってないで、お粥食べて薬、飲まないとでしょ?」
「そうでした。」
衝撃で、すっかり忘れかけていた事を思いだす。
乱「じゃ、ボク水と薬取ってくるね!」