第3章 本丸内探検
障子戸をあげるとかなり広い畳部屋が広がる。
「広いねぇ~」
こんのすけ「はい、こちらの他に隣に小広間中広間もございます。こちらの襖をはずしますと一続きにして使えますよ。」
こんのすけが前足でトントンする襖を開けるとそちらにも和室が広がっていた。
「すごいね!これなら皆でパーティーとかできそう!」
加州「パーティー?」
「お祝いとか宴会の事だよ!」
こんのすけ「なるほど、それは楽しいそうです。ちなみにこの隣は近侍殿と主様が過ごされている仕事部屋でその奥が先ほど主様がいらした主様の自室ですよ。」
必死に前足を動かしながらジェスチャーするこんのすけが超キュートだ。
「そうなんだ。皆の部屋は?」
こんのすけ「刀派や所縁の刀達で部屋割りがされています。」
こんのすけの言葉に加州がポンと手をならす。
加州「あぁ~だから渡された間取り図の俺の部屋に沖田組って札があったのか!」
つまりアイツと一緒って事ね、と納得している加州。
「図面なんてあったの?加州後で見せて!」
加州「ん、いいけど、何?俺の部屋来たいの?」
「うん、だって誰かに用があるとき連絡つかなきゃ困るもん。これだけ広いと本丸内で迷子とかあり得るし。」
加州の言葉に返事をして見るだけでなく写させてもらわないと、迷子回避のために!意気込む。
加州「はぁ、、そうゆう意味じゃ無いよ。」
「ん?」
加州「、、なんでも無い。」
加州の返事が気になりつつとりあえず話を進めることにする。
「え~と、こんちゃん後は何がある?」
こんのすけ「本丸内は残すは刀装部屋と鍛刀部屋、それに手入れ部屋です。」
「ゲームでお馴染みの部屋だね。」
こんのすけ「はい、では参りましょう。」
~手入れ部屋~
こんのすけ「こちらが手入れ部屋です。」
扉を開けると保健室のような匂いがする。
診察するであろう場所や個室に仕切れる横になるスペースも確保されついて棚にはたくさんの薬草が入ったビンが並んでおり薬や消毒や包帯なんかがきちんと整理されていた。
「ねぇ、こんちゃん。」
こんのすけ「はい!」
「私医学の知識ゼロだけどどうやって皆を治療したら、、、」
予想外にしっかりした設備に治療は主がしてあげるんだよね?どうやって?と不安になる。
こんのすけ「あぁそれでしたら、、」
加州「俺達はコレ!」