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【刀剣乱舞】ふたつの本丸

第27章 にぎりめし


愛染「うわ!すっごいなそれ!」

薬研「だろ?」

目を輝かせ、今度は間違いなく称賛のすごいを言った愛染に、薬研は悪戯っぽくニヤリと笑う。

加州「えっ、、いくらなんでも、それは、、、」

ちょと固まった加州を見て苦笑いをしていると、乱が耳元で囁いてきた。

乱「薬研って大人びて見えるけど、こうゆうとこ子供っぽいんだよね。」

「確かに。」

昨日の布団の場所取りといい、無邪気な姿を見るとやっぱり短刀って感じがする。

2人でクスクス笑っていると、こちらに気づいた薬研が近づいて来た。

乱「あっボク、お味噌汁よそってくるね。五虎退、お椀出してぇ。」

五虎退「あ、、はい!」

察知能力が高い乱は、そう言って薬研が何か言う前に行ってしまう。

薬研「大将、2人で何笑ってたんだ?」

「ふふっ、何でもないよ。」

薬研「そうか?楽しそうだからまぁいいが。」

残された七葉がにこっと笑って答えると、薬研はそう言って七葉の肩に手を置く。

「ん?」

その仕草に何かと首をかしげると、薬研の顔がそっと近づき小声で囁かれた。

薬研「子供かどうか、確かめてみるか?」

「きっ、聞こえてたんじゃないっ!」

七葉はバッと身を離し、ビックリして薬研を見つめる。

薬研「何を話してたかは聞いたが、聞こえてないとは言ってないぜ、大将!」

七葉の反応に薬研が可笑しそうに笑っていると、加州が薬研の肩を掴み後ろに引いた。

加州「薬研。手伝うから、主で遊んでないで早く朝食の用意しちゃおうよ。」

薬研「あぁ、そうだな。」

加州の様子に何かを察した薬研は、返事をして直ぐに指示を出し始める。

薬研「大将、悪いが乱と先に汁物を持って行ってくれ。」

「うん!」

乱「は~い!主さん、いこ。」

薬研「で、後は俺っちと加州の旦那でやってくから、五虎退は漬け物、愛染はそこのにぎりめしを頼む。」

愛染「おう!」

五虎退「わかり、ました。」

そうして全員が立ち去ると、薬研は後片付けをしながら口を開く。
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