第2章 恋が芽生える時
「なんで、私の名前を?」
思わず、首を傾げる聖羅。。。
「聖羅?!なんにもされてねぇよな?!」
彼女の肩を掴み、揺さぶるベルから伝わる心配。。。
聖羅は、彼の手に自分の手を重ねた。
「ありがとうございます…とても…嬉しかったですわ」
えへへ。と、微笑む聖羅に顔を赤くするベル。。。
ベルさまが、守ってくれた…今は、それだけで十分ですわ!
その頃、白蘭は。。。
「白蘭様、あの様な真似はもうおよしになって下さい」
「ん?だって、可愛いんだもん♡聖羅ちゃん♪」
「だからって…人目を気にして下さい」
「僕のお気に入りの子だなぁ♪また、会うのが楽しみだよ」
そのまま、彼はファミリー会議に向かう。。。