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アイリス〜恋は駆け引き〜

第2章 恋が芽生える時



その頃のベルは、部屋でオリジナルのナイフでダーツをしていた。が、頭の中で浮かぶ悲しそうな聖羅の、顔がどうしょうもなく胸を縛り付けた。

フランと、話す時の可愛らしい声と笑顔。自分の時は、なかっな。。。

そのうち、あの2人は付き合うのか、、、そう思うと、心臓が激しく痛くなる。

「あーあ。パーティーの相手見つけんのめんどくせー。」

行くのやめてしまおうかと、何度も思った。

ベルは、ベッドに寝っ転がり自分の唇を触れる。

「アイツの唇…熱かったなぁ」

あのあとも、キスのことは何も触れられず、もしかしなくてもきっと、彼女は覚えていない、、、。。。

「はぁ…誰誘おうかな」

こうなれば、ヤケクソだ。パーティーをとことん楽しんでやる。

女をどうしようかと、とりあえずベルは、携帯から女のアドレスを探して、見る。

この辺で、良いか。

メールをしたら、すぐに返ってきた。

「これで、女の方はよしと」

俺様をここまで、悩ましたバツだ。

とことん、追い詰めてやる…シッシッシ。。。

天才なのか、馬鹿なのか分からないベルなのでした。。。
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