第2章 恋が芽生える時
〜次の日〜
お昼になっても、起きてこないスクアーロと、すみれ 。
今日は、命令がない為別に構わなが、、、。
「もう!すみれ ったら、遅いですわ!今日は、わたくしの武器の新調をお願いしてましたのに!」
わたくし、待てません!と、ソファーから立ち上がるところをフランが止める。
そこに。。。
「ふぁぁあん!よく寝た」
と、ワイシャツ1枚のすみれ と、上半身裸のスクアーロがやって来た。
「もう、すみれ !遅いですわ!」
すみれ は、まだ眠そうな表情を浮かばせながら、冷蔵庫の中かミネラルウォーターを取り口をつけた。
「あらあら、すみれ 。アナタそれ、スクアーロのワイシャツじゃないの?」
「ん?あ、自分のと間違えた」
返す。と、ワイシャツを脱ごうとするすみれ を止めるスクアーロ。
「ていうか、2人とも同じ部屋で寝たんですかぁー?」
「おい!フラン!ぶっ飛んだ質問すんな」
「えぇ〜だってぇ」
ベルの言葉を無視して、フランはすみれ のワイシャツの中から、覗く赤い印を指さす。
「こんなところに、あざできますぅ?これ、間違えなくキスマ…ゲロゲロッ!」
最後まで言う前に、すみれ がフランを蹴り飛ばす。
「え、まさか…スクちゃんとすみれ …え?ええええ?!」
頭がパニックを起こす聖羅は、とりあえずすみれ の腕を引っ張り、聖羅の部屋まで連行していった。。。
「ちょっ!なになに?!」
「話しを聞かせてもらいますわ!」
2人は、風のようにダイニングルームから去っていった。。。残された、スクアーロは、とりあえずソファーに昨日掛けておいた自分のコートを羽織った。
「え…まさか…ホントに?」
部屋の隅に立っていたレヴィが、思わず口から出た言葉だ。
「ないないない。だって、あのすみれ さんですよ?凶暴爆弾魔ですよぉー?ありえないですよね!ねぇ、ベル先輩」
「いやぁ…」
俺、部屋に入っていくの見ちまったしな。と、内心思っていた。
「フラン、口には気をつけろ」
スクアーロのキレ具合で、フランは、内心。
こりゃあ、抱いてるわ…完全に彼氏面ですよ…めんどくさー。と、思わず遠い目をしていた。