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イケメン戦国★センチメンタルLOVE

第4章 恋の試練場


〜政宗〜


ん?あそこにいるのは愛と…また三成か。
なんで他の奴らよりずっと触れ合う時間多くしてる俺よりも、
あいつと仲がいいんだ?気にくわねぇな。

俺の口づけ嫌がらないんだから、少しは俺の事受け入れてるんだろ?
秀吉と家康は、俺と光秀を一緒くたにして見てくるが、全然違うぞ。
光秀は愛を揶揄ってるだけだろうけど、俺は違う。
俺は愛の笑顔が欲しい。

だけど、どうしても俺の意地悪心が顔を覗かせて、
ついつい苛めたくなるんだよな。
だから結局最後は困らせてしまってるのはわかってるんだ。

くそっ…でもやっぱり癪だな。
俺が口づけした直後に、他の男にあんなに可愛い笑顔で笑ってるのは。
三成だけは大丈夫だって思ってるけど、まさかあいつの作戦なのか?

そして俺はわかってるんだ。
家康は本気だ。あんな一番興味ないふりしておいて、
俺が愛を構っている時の目が本気だ。

しかし、最近秀吉が愛に世話を焼いてるのをあまり見ないな。
何かあったのか?後で秀吉に直接聞いてみるか。
三成の事も一緒に聞くか。あいつの天然さは要注意だな。

それにしても、愛のやつ…
あんなに笑うんだな。
三成と一緒にいる時に、顔が曇ってるのは見たことがない。
確かに、俺と居るより愛は安らぐのかもしれないな。

でも、安らぎだけの人生なんてつまらねぇだろ。
俺なら、刺激的で面白い毎日にしてやれるぞ、愛。
あとは、美味しいもん、お前のためだけに好きなだけ作ってやるよ。

だから、お前も一生俺を楽しませろ。なぁ…愛。
さすがにこれ以上お前らの事見てるのも辛いな。
ふっ…この俺がまさか妬くなんてな…。
お前だからだぞ、愛。
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