第25章 合わせ鏡(三成)
すっかり冷え込む季節になりました…
毎朝、こうして貴女の寝顔を
抱きしめながら見られるのがなんと幸せなことか…
貴女はとても暖かくて
何より私をぬくぬくと包んでくれるのです…
ふふ…寝ながら笑ってらっしゃるのですか?
とても愛らしい…
夜は一緒に褥に入り
朝はこうして少しだけ貴女より早起きをする…
こんな生活を教えてくださって
本当に感謝しています…
だって、貴女は知らないでしょう?
私がどれだけ日々の幸せのために
貴女にわがままをし続けているかなんて…
いつも自分のことより私のこと…
クリスマスは私が三成くんを
幸せな気持ちでいっぱいにしてあげたい♡
想い想われ温泉旅行に参りましょう…