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イケメン戦国★センチメンタルLOVE

第24章 麦と真珠(政宗)


〜おまけ〜


宴の夜、御殿の女中たちは政宗の言う通り部屋の近くは人払いをしていた。

家康『明日でよくないですか?』

秀吉『いいや、着物を仕舞う時に一緒になかったら不便だろ』

家康と秀吉は帰り道、愛の忘れ物を持って政宗の御殿を訪れた。

女中『あら…お二人とも…いかがなされました?』

夜更けの訪問者に女中は驚いた。

家康『秀吉さんが愛の忘れ物届けるって聞かないの』

女中『でしたら、わたくしが受け取っておきますね』

秀吉『いや、直接渡す』

女中『あ…いえ、ですが…人払いしろと言われております…』(小声)

家康『ほら、帰りますよ、めんどくさい事になりますって』

秀吉『いいや、だめだ』

家康『なんで酒が入るとそんなにめんどくさいんですか…いや入らなくてもだけど…』

秀吉『なんか言ったか?俺はあの二人に話しがあるんだ』

家康『これの一点張り…』

女中『はぁ……困りましたね…あ、秀吉様お待ちをっ…』

家康『行っちゃった…連れ戻すから心配しないで』

女中『はぁ…』

家康『秀吉さん!だめですって、政宗さんのことだから絶対にもう…』



ー部屋の前ー



「だめーだめだめ!!」

「お前が……のが悪い」

「ねーだめってー!それだめーー!」



家康・秀吉『・・・・』



「もう…許して…」

「だめだ…許さねぇ」

「あぁ…うぅ…っっ…政宗ってばぁ…」




家康『だから言わんこっちゃない…』

秀吉『…激しいな…』

家康『はぁ……』





勘違いしたままの二人は、そっと御殿を後にした。






おまけ 終
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