第10章 エドガー・アラン・ポオからの乱歩への挑戦状
夢主~side~
乱歩さんと谷崎くんは頷きあって、谷崎くんは怪しい人を捕まえに行った。
そして、団長さんは団員の人に声を掛けられ何やら耳元で話し、私はちょっと用事が在るので奥の部屋に居ますので、早く犯人を捕まえてくださいと乱歩さんに行ってステージの奥へと歩いて行った。
江「ん~。」
乱歩さんは、人通り被害者の持ち物と手掛かりを探し終えたのか立ち上がった。
『どうしたんですか?』
江「う~ん、御倉ー耳かして?」
『?はい』
乱歩さんは私の耳に口元を寄せ、ゴニョゴニョと喋る。私は眉を寄せた。
『えっ~と、其れは……勘ですか?谷崎さんが……』
小声で乱歩さんに話す。
江「どうだろうね、まあ、僕は地道に手がかりを探すとかメンドイからヤダ。」
『えっ、でも、その人から何か手掛かりを探してたんじゃないんですか!?』
乱歩さんは、手で耳を塞いだ。
江「御倉、耳元でうるさい!」
『いや、すいません。つい……という事は手がかりは見つかっていない、と云う訳ですね?其れともう一つは本当ですか?』
江「どうだろうって云ったでしょ?地道にやっていくのは御倉が得意だしね。僕も着いてるから大丈夫でしょ?」
『まあ、あながち間違いでは無いですが……』
敦くん達も何かに何かと此方をうかがっている。
ぴりりっと私の携帯が鳴る、其れをズボンから取り出しとる。
『はい、もしもし。谷崎くん?うん………分かった』
私は携帯を閉じ、口を開いた。
『えっ~、もう皆さん此処から出ても大丈夫です。』
鏡「優奈、犯人が捕まったの?」
鏡花ちゃんは首を傾げて、私を見た。
『うん、犯人は捕まったよ』
私は頷き、そう答えた。
そして、テントに居た人たちは敦くん、鏡花ちゃん、乱歩さん、私以外はテントから出て行った。
敦「優奈さん、谷崎さんが捕まえたのが犯人だったんですね?」
『ん?否、違うよ。確かに、谷崎くんは怪しい人を捕まえた……とは云ったけど……取りあえず谷崎くんと合流しよう。』
敦「?分かりました」
何が何だか分からないと云う様な顔をしながらも頷いた。
そして、谷崎くんが居るであろう場所に行った。