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さにわのはなし【刀剣乱舞】

第3章 3:さにわのむかしばなし


あともう一つ、厄介な場合があって。
「私がみんなを幸せにしてあげるー!」って頑張りすぎた結果、審神者がめちゃくちゃ気に入られちゃう場合があってね。
ほら、もともとブラックの男士ってひどい扱いを受けてたわけでしょ?
だから、ちょーっと話を聞いたり、優しくしただけでころっといっちゃう、ちょろい男士もいたりするの。
人類に対する好感度マイナスからのスタートって、普通のことを普通にしただけで天使みたいに扱われるから、ものすごいお得だよね。

それはさておき、気に入られすぎた結果、ハーレム? 泥沼?
とにかく、いちゃいちゃするの楽しい! 戦いたくない!って、男士側を堕落させちゃう審神者もいてさ。

うーん、元夜伽強要系ブラック本丸が陥りやすいかな。
本刃たちは「望んでやってるから今のは虐待じゃない!」とかいうんだけど、
外から見たら仕事さぼって遊びまくってるって点で、無理にでも出陣させてた時よりダメになってるから、
審神者追い出そうぜ、てことにもなったりするの。本丸の維持費もタダじゃないし。
仕事してるなら、まあ休憩は必要だもんねーって文句言わないけど、何もしないでサボってるのは論外じゃない?

そしたら当然、男士がマジになってかかってくるわけで。
今回のはレアが軒並み弱かったからいいけど、審神者を追い出すなつって怨霊になっちゃう男士もいるんだ。


まあ折るけど。なまくら刀は必要ないし。

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