第3章 3:さにわのむかしばなし
「自分はこの本丸で幸せになるから邪魔するなー」
って、攻撃してくるのよ。
ブラック本丸を発生させた政府は悪の組織である!
我こそは、人間にいいように扱われる、か弱き刀剣男士を助けるために立ち上がったヒーローであ~る~! しゃきーん!
なーんてね。ノリとしてはそんな感じ。
まあね、確かにブラック本丸は発生しちゃったけど、よく考えてみてよ。
政府はブラック推奨してないし、今も対応に追われてるんですけど。
ていうか、ブラック審神者ももともと普通の人だし、戦争のせいでぶっ壊れちゃったんですけど。
一番の原因は時間遡行軍なんだけど、なーんかこっちを攻撃してくる審神者って、そこらへん間違えてるというか…
間違えてるのに気付いてないから、向こうも全力で攻撃してくるんだろうけどね。
で、そういうやつはだいたい加減ってものを知らないから、全力でつぶす必要があるわけ。
骨の一本くらいは、『はずみでうっかり』もらっちゃったりするかも。
まあ、大人しく仕事してればそうならなかったんだし、自業自得ってやつかな。