• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第78章 所有印


俺も付けたかったんだけどなぁ、と笑う鶴丸の旦那。

そして、俺と目が合うと、申し訳なさそうに頭を下げる一兄。

「すまない、薬研。同じ部屋に居てこんなふしだらな事‥私は兄失格だ。」

「は……はは‥全く気付かなかった。」

気が付かなくて良かった。

そんな場面見てたらどうにかなっちまうもんな。長谷部だったら、燭台切の旦那だったら、と考えたあの時みたいに。また滅茶苦茶にしちまいそうだ。

「…でもよ、一兄は何で印を?付けたのがバレたらこうなるの解ってたよな?」

「そうですね。こうでもしないと、皆さんとこんな話は出来ないと思ったのと、純粋に、私の物にしたかった。それだけですよ。」

真っ直ぐに長谷部を見てそう言う。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp